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いまさら2015年に見た映画ベスト10

ハイゼンベルクです。

 

去年に引き続き今さらになってしまいましたが、2015年に見た映画のベスト10を発表したいと思います。気づけば今日はオスカーの発表日だ…。

 

 

1.「マッド・マックス/怒りのデスロード」

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やはりこれですかね。今更語ることも無いかな。とにかく「大傑作」以外の言葉で表現しようがないしね。これほど胸を張ってこう言える作品は少ないですよね。
昨年、映画ファンに支持された映画はこれで間違いないと思います。完璧なアクションと、シンプルな物語の中に凝縮された沢山のディテールが、多くの人を熱狂させたのかなと。ただ行って帰ってくるだけの話なのに、すごく深読みできるんですよね。
公開時、役割的に目立つキャラのフュリオサばかり話題になってた印象ですが、僕はトム・ハーディの新マックスも良かったと思います。獣のような獰猛さと、トムらしいどこか素朴な優しさが同居した良いキャラクターだと感じました。

 

 

2.「セッション」

whiplash
これも説明不要かな。公開時凄く話題になってました。
痛めつけて痛めつけての、想像を超えるラスト。あれほどのクールで痛快なラストはここ最近でもなかなか無かったのようなレベルです。
ラストに至るまでの展開って、面白いけど窮屈な感じだったんですよ。主人公はイケ好かない奴だし、かといって鬼教師のほうにも肩入れしづらい感じ(J・K・シモンズは英語力ゼロの僕でもわかる怪演)。なんでこれがそこまで絶賛されたのかと思って見ていると、だんだんと物語が狂気じみた方向に進んでいき、見てて呆然としてしまいました。
そこからのあのラスト…。何も言えない。僕は公開初日に有楽町のシャンテで見たんですが、エンドロール始まった瞬間劇場が溜め息とともにざわめきましたからね。
公開時にジャズに関する捉え方みたいな部分で論争みたいの起きてましたけど、僕は映画としての満足感が最高だったので、この順位です。

 

 

3.「クリード/チャンプを継ぐ男」

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「ロッキー」シリーズの新章。
そもそも僕が映画を良く見に行くようになったのが高一の時で、それまでは友達に誘われでもしないと行かないくらいのレベルだったんです。そんな僕が映画好きになる最初のきっかけになったのが「ロッキー・ザ・ファイナル」。シリーズの知識は一切無いのに、CMに妙に惹かれしまって。急いでシリーズ作品を全部見て劇場に見に行った思い出があります。で、その「ファイナル」が個人的に物凄く好みの傑作で、なんかそれ以来映画にどっぷり…という感じです。
そういうわけでこのシリーズには特別な思い入れがありまして、それ故にこの企画が発表された時は不安で不安で。公開とともに絶賛に包まれるまで、絶対失敗すると思ってました。

 

「4」で死んでしまったアポロの息子アドニスが主人公。偉大な父の影のせいで自分のアイデンティティに悩む彼と、老いたロッキーが直面するもう一つの戦いが描かれます。
スタローン、良いです。こないだ「エクスペンダブルズ3」でバリバリ戦っていたとは思えない枯れ具合。登場した瞬間ウルッと来てしまいました。今回のロッキーは今までにないくらい弱ってて、完全に老人です。今のスタローンだからこそ出来た円熟味…。
アドニスのキャラも良いんだよなぁー。社会的地位やお金はあるのに、父の存在のせいか自分の存在に自信が見いだせない青年。でも闘志はくすぶってる。強くなりたいという思いで全てを投げ打ってロッキーに師事します。
若くて端正なアドニスとの老いたロッキーとのコントラストも最高。お互いがお互いを補い合いながら戦いに向き合う姿、本当に感動ですよ。これが見れるなら評判の悪い「4」も報われるってもんじゃないかな(僕は「4」も好きですけどね)。
物語は基本予告編そのままの印象で進むんですが、このシリーズに関してはそれが逆に心地良いというか。主人公の置かれた状況は違うけど、40年前の「ロッキー」と重なるような展開も結構ありますしね。
おなじみのランニングシーンや「CREED」印のパンツなど、ファンを泣かせるツボもおさえてましたよ。

そして終盤のある一瞬、アポロが映るシーンで涙腺崩壊。最後、アドニスが「クリード」であることを受け入れてくれて良かった!

ラストシーンも粋です。

 

追記:スタローン、オスカー獲れませんでしたね。残念です。今回、キャリアで最後かもしれないノミネートだっただけに…。まぁ「ブリッジ・オブ・スパイ」のマーク・ライランスは確かに圧倒的ではあったので、納得はしてるんですが。

 

 

4.「ウォーリアー」

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2011年の作品が今更公開。しかも超限定公開。僕も新宿シネマカリテのブルーレイ上映でようやく見れました。
ストーリーとしてはこれもシンプルで、疎遠な兄弟が総合格闘技を通じて最後は兄弟の愛を取り戻す…というお話。ただ兄弟二人を取り巻く問題が複雑で、どちらに対しても同情できてしまう。ジョエル・エドガートン扮する兄・ブレンダンが戦わざるを得ない理由とか、切実すぎてね。
一方トム・ハーディ演じる弟・トミーはとにかく孤独で傷ついた男でした。過去の出来事を払拭して生きられず、兄や父への憎しみは募るばかりという。そんなトミーが怪物的な強さで戦う姿がこれまた辛かった。僕はトミーのほうに肩入れしてしまっていたなぁ。
兄弟の父親役のニック・ノルティのダメオヤジっぷりも作品に味を加えてました。2人からゴミのように嫌われる姿は哀愁たっぷり。
中盤以降やってくるファイトシーンはすべて見事な仕上がり。純粋な肉弾戦の迫力なら、近年のハリウッドでもトップに来るぐらいの完成度だと思います。ここに関して言えば3位の「クリード」よりこっちが上かな(競技が違いますけど)。見てるだけで体が熱くなってきました。
トム・ハーディもジョエル・エドガートンも、本物の格闘選手のごとき凄い肉体でした。関節技でじっくり攻めるジョエルと、強打で敵を瞬殺するトムというファイトスタイルの描き分けも面白かったですね。

 

 

5.「ナイトクローラー」

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これも本国公開から1年くらい遅れての公開だったような。
公開当時「意識高い系サイコパス」などと言われていた主人公・ルーがとにかく魅力的な作品です。
彼の職業は町で起こる事件や事故の映像をネタに商売するパパラッチ。そもそもモラルもクソも無い仕事なのに、共感能力ゼロの主人公がこれをやると恐ろしいことになります。嬉々として事件現場を徘徊するルーの不気味さ、その彼が明らかに法を侵して入手してきた映像に食いつくテレビ局員たちの不気味さ…。でも彼みたいな男が活躍できてしまう現状を作り出すのは、前提として過激さを求める我々視聴者の存在があるわけで…。ようするに社会全体がクレイジーってことなんでしょうかね。
しかし不思議なことに、トントン拍子でのし上がっていく彼の姿がどこか痛快でもあるんですよね。この辺は「ブレイキング・バッド」とか見てるときも似たような感覚がありました。常識人には出来ない大胆さに惹かれるのかな…。
彼のような人間が力を持って行き着く結末が、これまた皮肉っぽくて気色悪い。
主演のジェイク・ギレンホールは本当に凄い。役作りが強烈すぎて見た目からして悪魔そのものになりきっています。

 

 

6.「ストレイト・アウタ・コンプトン」

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かつてアメリカで流行った人気ヒップホップグループ「N.W.A」の伝記映画。
彼らがやってたようなジャンルの音楽を全く聴かないような僕でも、この映画は本当に面白かった。犯罪多発地域のコンプトンでくすぶっていた主人公たちが、新しい音楽を創造しながらのし上がっていく痛快さがとても心地良い作品なんですよね。黒人差別に抗う男たちを主人公にしていますが、メッセージ性を前面に出しているというほどでもなく、娯楽性を損なわない最適なバランス感覚。このあたりも好きです。
そういう流れの中でのライブシーンがまた素晴らしく、苦手なラップが大音量で流れているのにむしろテンションがガンガン上がります。中盤の「Fuck the Police」の場面でそれはピークに達します。
解散騒動を経て和解へ向かう終盤はちょっとしんみりした展開。まぁ因果応報的な皮肉な結末ではあるんですが、しかしドラマチックでもあって。刹那的な輝きがまぶしい、傑作青春映画にぴったりの終わり方だったと思います。

 

 

7.「アントマン」

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マーベルスタジオの新作。
2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を思わせるコメディ寄りの作風ですが、よりライトで軽妙な雰囲気ですね。ここ最近のMCU作品では一番面白かったかも。これのひとつ手前に公開された「アベンジャーズ2」がシリーズ間のリンクや伏線張りとマンネリに終止したのに対し、これはすごく新鮮でした。
能力を得た主人公の冒険やトレーニングシーンが面白いのはもちろん、戦闘シーンが最高にコミカルでしょうもなくて笑えます。CMでもやってた子供部屋でのバトルは爆笑でした。とくに機関車トーマスネタで二度爆笑。敵が大真面目なノリなのもシュールさに拍車をかけます。
ラスト付近のスケールが小さくなりすぎて逆に壮大になるSF感も最高。これって、今後拡大の一途を辿るであろうMCU世界での戦いにおいてひとつの鍵になってくるんじゃないかな。そういう想像が膨らむという意味でもワクワクできました。
主役のポール・ラッドと相棒のマイケル・ペーニャも良かったです。特にマイケルは美味しい役だったんじゃないかな。リズミカルな回想シーンがこれまた面白い。

 

 

8.「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

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日本では相当賛否両論だったこの作品。
僕はもともと「スター・ウォーズ」ファンとは言い難くて、シリーズはもちろん全て見てますが毎回話を忘れてしまうような体たらくです。
そんな中でのこの作品ですが、「スター・トレック」を現代的アクションに変化させたJ.J監督の作風が適用された本作は見事にハマりました。ぶっちゃけシリーズで一番面白かった。「今スター・ウォーズの続きを見てるんだ!」っていう感慨のせいでちょっと正当な評価が出来なくなってるせいかもしれませんが…。
旧キャストに美味しい見せ場を用意しつつも、基本的には若い新キャラ達がメインになる展開は好感ですね。レイもフィンもカイロも、今風の性格と未熟さを持ったキャラで魅力的。僕はとくにフィンが好きです。
ここぞという盛り上がりの場面は旧キャストに依存している部分が多かったですが、まぁ今回は仕方ないかなと。特に最後のルーの登場、色んな意味で見事でした。今のマーク・ハミルをどう扱うのか、ドキドキしてましたから。
エピソード8が楽しみでしょうがないです。

 

 

9.「ワイルド・スピード/SKY MISSION」

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シリーズ7作目。
今までにないクレイジーなアクションに挑戦し、今回も度肝を抜かれます。予告でも目立ってたパラシュートでの降下シーンは予想以上のド迫力。
そして何と言ってもポール・ウォーカー。亡くなった日のことは今でも覚えてます。あまりの衝撃で「マジで?!」と大声だしちゃいました。
今作でも、ポールが映る最初の場面ですでに泣きました。なんてことない場面でしたけど。
作品全体が彼への最高のトリビュートであり、敬意に満ちてたと思います。ラストはここ最近では「クリード」と並ぶ号泣でした。
ただまぁ、ストーリー的には精彩を欠いていた部分が目立ったのも確かで。特に最後のLA戦などは色々過剰すぎて、いくら何でもアリのこのシリーズでもちょっと…。物語のマクガフィンとなるアイテムも正直しょうもない上に、あんまり必要なかったような…。
シリーズ最強の敵役にジェイソン・ステイサム。彼も序盤のVSホブス戦は最高でしたが、その後はちょっと微妙だったかなぁ。次回以降の大暴れに期待します。

 

 

10.「プリデスティネーション」

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オーストラリア産のタイムトラベルSF。イーサン・ホークが主演しています。
ハイラインの小説を原作にしたこの作品、シナリオの完成度が凄く高いです。そして相当不気味で後味の悪い話。
話の半分くらいは男2人がバーで話すだけの展開が続くので面食らいますね。これはこれでなんとなく「世にも奇妙な物語」的な不思議さがあり面白いのですが、中盤以降は怒濤のタイムトラベル物に。
どうしても粗や矛盾が目立ちやすいこのジャンルの作品でありながら、最後は見事に収束させてくれます。ただあまりにも全てがカッチリとハマりすぎて、軽い絶望感を覚える展開でしたけど…。
難点は演出の面白みの無さですかね。そつなく纏めているとも言えますが、もう少し遊んでも良かったんじゃないかな。

 

 

こんな感じでした。次点でNetflixオリジナルの「ビースト・オブ・ノー・ネーション」あたりかな。

なんか、ジャズとかギャングスタラップとか総合格闘技とかボクシングとか、普段全く関心の無いものを題材にした作品が多かったですね。

2015年に見た映画ワースト3

ハイゼンベルクです。
久しぶりの更新です。

 

今年ももう終わりなんですね。

最近あっという間に1年が過ぎていくように感じます…。

今日は2015年に見た映画の中でイマイチだった3本について書こうと思います。

 

3位「劇場版MOZU」

mozu

正直これよりひどい映画はもっとあったと思いますが、期待はずれ感は今年随一だったので入れました。
テレビシリーズは1期・2期ともに視聴済み。
「MOZU」って、日本のテレビ番組ではなかなか見れないレベルのアクションやストーリー展開が魅力だったので、必然的に映画版に対する見方もちょっと厳しくなっていたのはたしかですね。とはいえぶつ切りのストーリー(途中の夢オチ風の編集は本当に謎)、大予算で海外ロケしたが故の既視感漂うアクション(カーチェイスがもろ「ダークナイト」)など、もうちょっと上手く出来ただろうと…。
新谷(池松壮亮)VS権藤(松坂桃李)のアクションはさすがの迫力でしたが、新谷がただのアクション要員的扱いに終わっているためイマイチ盛り上がらない…。
そして煽りに煽った最強の敵こと「ダルマ」は完全に出オチ。キャラは平凡だし、予告の「ここが地獄だよ!」と叫ぶシーン以上のものが無く本当に残念。たけし、こんなんで良く出演したな…。
まぁ、倉木の最後の表情なんかは良かったんですけどね。

 

 

2位「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」

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悪い意味で、今年一番話題になった二部作。
僕は前編は結構気に入ってて、例えば冒頭の豪快な殺戮シーンなんかは大作邦画じゃなかなか見れないレベルだったと思うし、最後の巨人化エレンの無双シーンには爽快感もありました。脚本は微妙ですが、まぁ実写化としてこれはこれで…と思える程度には好きでした。
ところがこの後編は本当に見所が無いんですよね。前編で見せたような振り切れたアクションや残虐描写は皆無、90分に満たない上映時間にも関わらず驚くほど間延びしたシナリオ。重要キャラのシキシマの心理や行動がチグハグなのも痛いですね。
しかも、エレンが知りたがっていた「世界の真実」が平凡で、この程度の謎なら素人でも思いつくんじゃないかと…。ちなみに謎が明かされる「2001年宇宙の旅」っぽい部屋、明らかに作品から浮いてます。
最終決戦である超大型巨人との戦いに至ってはもう理解不能(いつでも壁を壊せるのに、何故爆弾にそんなに固執する?)。
何気に期待していただけに、ショックでしたね。時折見かけた不自然な町山さん擁護にもなんだかなぁ…と思った作品。

 

 

1位「ジュピター」

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凄まじく退屈なスペースオペラ。壮大な世界観のわりに、話の中心は既視感あふれるお家騒動…。編集もぶつ切りだったような印象がありますし、その割に複雑な設定が物語への没入を妨げます。
ビジュアルはウォシャウスキー姉弟の作品だけあって凝った作りですが、しかしそれほど斬新というわけでもなく…。もちろん3D効果はイマイチで…と、本当に褒めポイントが無い。
姉弟監督の前作「クラウド・アトラス」は個人的には度肝を抜かれるくらいの傑作で、2013年のベスト5に選ぶほど好きだっただけに、これは本当に残念です。
唯一の見所としては、こないだオスカー獲ったエディ・レッドメインが超小物の悪役を熱演してるところですかね…。っていうか内容ほぼ忘れてる…。

 
次点で亀梨くん主演の「ジョーカー・ゲーム」あたりでしょうか。
次はベスト10を書きたいと思います。今度はすぐに書こう…。

どこよりも遅い2014年の私的ベスト映画10選

ハイゼンベルクです。

 

昨年末にワースト映画を発表しましたが、そこから数ヶ月放置していた記事をようやく書き終えました。

もうやめちゃおうかと思ったんですが、やっぱり納まりが悪いのでやっぱり発表します。もう5月ですが。。。

 

1位「インターステラー」

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親子愛を根底に置く宇宙SF。

僕はノーラン好きなので甘く見てる部分もあるんですが、やっぱり傑作だと思います。人の情と時空間を絶妙に絡ませた物語、桁外れのスケール感を上手く表現した映像など、大作の醍醐味をこれでもかと味わえる作品でした。

終盤は特に強烈なSF感のある展開で、IMAXで見たこともあってちょっとクラクラしましたね。恐るべき想像力と言うかなんというか…。

上映中は平気でしたが、エンドロールでちょっと泣きました。

 

 

2位「X-MEN:フューチャー&パスト」

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シリーズ開始から14年、7作目にして最高傑作。

マーベルのシネマティックユニバース作品ももちろん大好きですけど、でも僕はやっぱり「X-MEN」シリーズがアメコミ映画の中で一番好き。この作品を見て確信しました。

とにかくシリーズの集大成と言える大風呂敷を広げた物語。それを強引な力技でまとめたことに拍手したいです。

過去と未来のプロフェッサーXが出会うシーンは昨年見た映画の中でも屈指の名シーンだと思っています。

 

 

3位「新しき世界」

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血みどろの韓国ヤクザ映画。今、これ系の映画をやらせたら韓国の右に出る国は無いのでは…と思わされる傑作です。

最初は手堅い作りのよくある潜入捜査モノかと思ったんですが、中盤からは怒濤の展開力でストーリーが面白くなります。特にラスト付近とか、ツボにハマりすぎてゾクゾクしてしまいました。

主人公を演じたイ・ジョンジェがかなり好み。任務に悩む葛藤の表現と、終盤の怪物的なオーラが強烈でした。

 

 

4位「猿の惑星:新世紀<ライジング>」

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新シリーズ第2作。

「創世記」も良い作品でしたが、今回はあらゆる意味で格段にレベルアップしています。

猿VS人間、そこから発展した猿VS猿の骨肉の争いが描かれます。話自体は意外とよくある話にも思えますが、重厚な演出力と圧倒的な完成度のCGで肉付けされて見応え抜群です。

共存の難しさを見せつけられ、平和を望む主人公二人(一人と一匹?)が分かれる場面で虚無感MAX。でも次回作への期待もMAXになった一本でした。

 

 

5位「her/世界でひとつの彼女」

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iPhoneのSiriを超発展させたようなAIに恋をした男の話です。

とにかく泣いた。こんなに映画館で泣いたのはいつ以来かってくらい泣いてしまいました。

SF映画として、恋愛映画として、今までに見たことの無いようなタイプの作品でしたね。主人公と人工知能とのやりとりが知的で面白く、しかも繊細。ふんわりした映像も素敵としか言えない。

終盤、鮮やかに主人公の再生を描く展開が完璧。

 

 

6位「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」

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マーベル製作の単独ヒーロー映画としては、ダントツの完成度の作品。

キャプテン・アメリカは前作も好きでしたが、今回はアクションもシナリオも抜群に良くなってたと思います。アメコミ世界でこんな70年代の陰謀スリラーみたいな作品を作るとは…。

今後のユニバースへの期待値を大きくアップさせた一本でもあります。アイアンマンが敵になる次回作は、正直「アベンジャーズ」よりも楽しみにしていたりします。

 

 

7位「プリズナーズ」

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誘拐された息子を探す父親を主人公にしたクライム映画。

基本的にはミステリーですが、かなりやりすぎな展開である意味ホラーのようになってる作品。不穏さを漂わせた演出と、宗教色の強い神秘的な空気感が好きでした。

ポール・ダノは相変わらず悲惨な役ですね。途中若干のトラウマを植え付けられそうな場面も…。

そういえばこの作品の監督、前作の「灼熱の魂」も強烈だったんですよね〜。

 

 

8位「ホビット 竜に奪われた王国&決戦のゆくえ」

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2本合わせてこの順位。

どっちも期待したほどではなかったけど、なんだかんだでまた中つ国の世界が見れたのは嬉しかったです。

最終決戦で描かれる戦闘シーンは、このシリーズ以外ではそうそう出来ないであろう壮大さでした。

1本の映画としては、1作目の「思いがけない冒険」が一番好きかな。

 

 

9位「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

wolf

レオ様が新境地開拓と言える爆発的演技を見せたコメディ。

3時間ありえないハイテンションで飛ばし続けます。

倫理も道徳も笑い飛ばすエネルギーに圧倒されました。ただ長い上に常に躁状態のような感じなので疲れますけどね。

 

 

10位「アデル、ブルーは熱い色」

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レズ映画。

本来あんまり興味の湧かないタイプの作品だったんですが、同人誌作りの参考も兼ねて見たらすごく良かったという。画面からみなぎる情熱と青い色の美しさが印象的でした。

レベルが高すぎて漫画の参考にするのはとても無理でしたねw

 

 

こんな感じでした。

次はもっと早く発表しよう…。

2014年の私的ワースト映画3選

ハイゼンベルクです。

今年も残りあと3日ということで、2014年の私的ワースト映画を3本選んでみました。

劇場鑑賞本数はだいたい90本くらいです。

 

3位「ルパン三世」

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小栗旬主演の実写版ルパンが3位です。企画の発表段階からボロクソ言われてた作品ですね。僕はルパンの原作やアニメは知らないし、まったく思い入れもないのでフラットな目線でこの実写版を見れたと思いますが、単純に一本の映画としてつまらない。

 

キャストはそこまで悪くないと思うし、小栗さんも健闘していると思うのですが、それ以外がダメすぎる…。出来の悪い漫画・アニメ原作の実写版らしいチグハグした世界観とダレたストーリー。ジャズっぽい音楽をバックにしたハードボイルド風な演出も古くさい、アクションも微妙…と、悪いところばかりが目につく作品でした。

 

北村龍平監督の映画は「ゴジラ:ファイナルウォーズ」以来ですが、あれも子供心につまらないと思った作品だったなぁ…。

 

 

2位「トランスフォーマー:ロストエイジ」

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僕は「トランスフォーマー」シリーズが好きです。もちろん全作劇場鑑賞しています。…が、今回の作品はさすがに酷すぎる。

 

見終わった直後も思ったことなのですが、この映画とにかく長い。165分間、ハチャメチャなアクションと物語が延々と続きます。途中の敵の宇宙船に潜入するシーンなどは間延びしすぎて寝そうになりましたし、かと思えば大々的に宣伝されていた恐竜型TFが超適当な扱いだったり…。このシリーズにストーリー性みたいなものは求めていないとはいえ、もう少しなんとかなったでしょ。

 

シリーズの売りであるアクションも今回はイマイチだと思いましたね。「ダークサイド・ムーン」のシカゴ戦の後で今更このレベルの戦闘を見せられても…。

 

まだまだ続くようですが、そろそろなんらかの新鮮味が欲しいところ。

 

 

1位「そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠」

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稀に見る酷さ。ここ最近見たアニメ映画ではぶっちぎりでワーストの完成度だと思います。原作は途中まで読んでいて、アニメは1期・2期・劇場版1作目(これは映画館で2回見ました)鑑賞済みの状態で見ましたが、意味不明。

短すぎる上映時間の中、ダイジェストにもなっていないお話が展開されます。というかもう場面の羅列でした。短いので退屈はしないし、萌え豚的な見所はありましたけど、一本の映画として評価したら文句無しのワースト1です。

 

 

アニメ・漫画の関連作ばかりですね…。
上記以外で印象に残っているのは大脱出(スタローンとシュワが出ていることとジム・カヴィーゼル以外に魅力無し)、相棒劇場版3(左寄り思想云々ではなく、話がつまらない)あたりです。

 

次回はベスト10を発表したいと思います。

「X-MEN : フューチャー&パスト」の最終予告編

こんばんわ。ハイゼンベルクです。
昨日親知らずを抜歯しまして、その傷の痛みに苦しんでいます。

 

今日紹介したいのはこちら。「X-MEN:フューチャー&パスト」の最終予告。

舞台は2023年。生体兵器(?)センチネルの猛攻撃にさらされ、ミュータントは絶滅寸前。この絶望的な戦いを終わらせるには、その原因を根幹から断つしかない。そこでX-MENたちはセンチネルの開発を阻止するべく、ウルヴァリンの意識を1973年に送り込む…というお話。旧三部作と「ファースト・ジェネレーション」の両方の続編なので、とんでもない豪華キャストになりました。

 

シリーズの集大成ともいえる作品、現時点で僕が最も期待している作品ですね。
最初のポスターのシンプルながらも最高にカッコいいデザインにやられ、以来ずっと楽しみにしています。

 

で、今回の予告編も素晴らしい出来映えだと思います。映像のクオリティ凄いです。
以前公開された予告と比べると、コミカルな場面が結構見られますね。てっきり超シリアス路線だと思ってましたが、そうでもない?
アクションのスケール感も良い感じだと思います。こんな大規模なのは3作目以来じゃないですかね。「ファースト・ジェネレーション」は大好きな映画ですけど、同時にアクション面での物足りなさも少し感じていたので…。
BGMに使われているレッド・ツェッペリンの曲もカッコいいです。

 

不安点としては
・クイックシルバー(高速移動の能力を持つミュータント)がダサい
・オールスターキャストだが、登場人物が多すぎる気がする
・そもそも監督のブライアン・シンガーは最近パッとしない印象がある

 

あたりでしょうか。
まぁでも、シンガー監督はなんだかんだでシリーズの立役者だし、信頼のほうが大きいかな。

日本では5/30に公開。期待して待ちたいと思います。

 

 

ちなみに僕が夏コミで出そうと思っている漫画は、この作品の第一弾予告を見て思いついたものです。タイムトラベル物で、現在と過去のことりちゃんを主人公にしたお話にする予定です。

予告編の最後、過去と未来のチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXが時空を超えて対面する場面が凄く良いですよね。「私は君に、もう一度だけ希望を持ってほしいんだ」と過去の自分に語りかける老教授。これは真似したい。

 

でも、上手くまとまるか凄く不安です…。

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